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2007年9月 6日 (木)

第14回 「経営分析②」

第14回は、財務会計から「経営分析②」です。

「shindan014.mp3」をダウンロード

↑PCで聴く場合は、これをクリックすると、番組を再生します。iPod以外の携帯プレイヤーで聴く場合はマウスで右クリックして「対象をファイルに保存」を選んで、mp3形式で保存してお使いください。

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

経営分析の数値カテゴリー 4つ

経営分析は本試験では収益性分析、安全性分析、回転率、生産性分析の4つに大別されます。今回の経営分析②では安全性分析を覚えます。これらの詳しい説明は第13回「経営分析①」のブログをご参照ください。

経営分析② ~安全性分析の指標~

安全性分析は静態的分析と動態的分析に分けられ、そのうち静態的分析の短期安全性、長期安全性、資本調達構造の3つについて扱います。

<短期安全性>
・流動比率: 
流動資産/流動負債×100(%)
・当座比率: 当座資産/流動負債×100(%)
※どちらとも100%以上が望ましい。

<長期安全性>
・固定比率: 
固定資産/自己資本×100(%)
・固定長期適合率: 固定資産/(自己資本+固定負債)×100(%)
※どちらとも100%以下が望ましい

<資本調達構造>
・負債比率: 
負債/自己資本×100(%)
・自己資本比率: 自己資本/総資本×100(%)

今回は、すべて太字項目となっているので、上の指標はすべて暗記必須です。
ここに出てきていない指標は本試験で出る可能性が低いので、
無理に覚える必要はありません。

経営分析の基本は「明らかに怪しいものに蜂マーク」です。
たとえば、平成16年の事例Ⅳより安全性分析の指標を計算すると以下
の表のようになります。

  H16 H21 変化値 変化率(%)
流動比率 135.66 133.78 -1.88 -1.39
当座比率 109.42 93.86 -15.56 -14.22
固定比率 111.71 149.01 37.29 33.38
固定長期適合率 70.52 149.01 78.49 111.30
負債比率 189.37 291.39 102.02 53.87
自己資本比率 34.56 25.55 -9.01 -26.07

この表では蜂マークの変わりを黄色で表していますが、
黄色は変化値あるいは変化率が高いものです。

さて、この表を見てみると変化値、変化率が共に高いのが当座比率、長期固定比率、負債比率で、この3つが解答になる可能性が高いです。

収益性分析と異なり、安全性分析では短期、長期、資本構造と3つの全く違う性質のものに分けて考えています。

この場合、すべて性質が違うものから一つずつ選んできているので、特に優先度を定めなくてよく、最後の最後で優先度を定めれば問題ありません。

本試験でもこのような手順
① ざっくり計算
② 怪しいのに蜂マーク
③ 最後に蜂マークから最も怪しいものを選ぶ
で行っていくと、正解にたどりつける可能性がぐっと高くなるのではないでしょうか。

それではまた次回お会いしましょう。(次回もエロアワセ歌ですが、エロアワセ歌シリーズ最終回となりますので楽しみにしていてくださいね♪)

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