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2007年9月

2007年9月30日 (日)

特別編:語呂合わせ総集編①(第1~4回)

今回はこれまでポッドキャスト(音声)のみでお届けしておりましたゴロ合わせの総集編①です。第1回~第4回までのゴロを「見える化」しました。みなさまの復習に活用してください。

第1回「QC7つ道具」
「Qちゃん、散歩しながらパレードをチェックし、監督との送別会でヒステリー起こす」

「Qちゃん」が「QC7つ道具」をあらわしています。QCで「Qちゃん」です。
「散歩」ですが、これは「散布図」を表します。「パレード」は「パレート図」、「チェック」は「チェックシート」です。「監 督」は2つの道具をあらわしており、「管理図」と「特性要因図」の頭文字である「かん」と「とく」で「かんとく」です。「送別会」は「層別」です。「ヒステリー」は「ヒストグラム」を表しています。

第2回「景気動向指数① 遅行系列」
 「常に完全失業中。ジッポーで放火し、大惨事。回復は遅い。」

 
 常は「常用雇用指数」の常で「つねに」です。
  完全失業中は「完全失業率」
  ジッポーは「実質法人企業設備投資」の実質の実と法人税の法で「じっぽう」です。これは先行系列の「実質機械受注」と区別するために「ジッポー」です。
  放火の「ほう」は法人税収入
  「か」は家計消費支出です。
  大惨事はそのまま第3次産業活動指数です。
  回復は遅いというのは、「遅い」つまり「遅行系列」という意味です。

第3回「景気動向指数② 一致系列」
「所、大いに稼ぎ、英雄に。東西で酎ハイ生産し、高校生が出荷。商いは1万円。」

  
   所(ところ)   → 所定労働時間指数
   大いに      → 大口電力使用量
   稼ぎ       → 稼働率指数(製造業)
   英(えい)    → 営業利益(全産業)
   雄(ゆう)    → 有効求人倍率(除学卒)
   東西(とうざい) → 投資財出荷指数(除輸送機械)
   酎(ちゅう)   → 中小企業売上高
   生産       → 生産指数
   高校生が出荷   → 鉱工業生産財出荷指数
   商い       → 商業販売額(小売業・卸売業)
   1万円      → 「一致系列」

第4回「ネットワーク7階層」
「アップルセット頼む寝デブ、ナゲットとブリ煮て見るーと、一層リピーターに。」

前半は、7階層を上から並べています。7のアプリケーション層と6のプレゼンテーション層の「アプ」と「プレ」を取って「アップル」、5のセッション層と4のトランスポート層の「せ」と「と」を取って「セット」、3のネットワーク層の「ね」、2のデータリンク層の「で」、1の物理層の「ぶ」を並べて「寝デブ」です。
後半は、それぞれの階層に対応したネットワーク機器の組み合わせです。ナゲットが7階層全体に対応するゲートウエイということで「なな、ゲート」つまりナゲット、ブリ煮てが「ブリッジと2」のことで「ブリッジが2層目に対応していることを示します。「みると」が「み」つまり「3」と「ルート」、つまり3層に対応する機器がルータということを意味しています。最後の「一層リピータに」はそのまま第一層に対応するのが「リピータ」ということです。

著作権は「中小企業診断士 暗記研究会」が有しております。無断転載を禁じます。

次回は7回目~11回目の総集編になります。

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2007年9月28日 (金)

第17回 「中途採用のメリット・デメリット」

第17回は、組織の事例から「中途採用のメリット・デメリット」です。

「shindan017.mp3」をダウンロード

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

中途採用のメリット・デメリット

(1) 中途採用のメリット

①短期間で必要な人材を確保できる

 育成には時間がかかりますが、中途採用ではある程度スキルがあり企業が求める人材を短時間で調達することが可能です。

②環境変化が激しい場合でも、柔軟な人事政策が可能

 環境がめまぐるしく変わるような状況において、中途採用により都度、人員の補充が行えるため、人事面において柔軟に対応することができます。

(2) 中途採用のデメリット

①採用コストがかかる

中途採用の場合、「即戦力」を求めるケースが多いため、必要な人材を採用するには相応のコストが発生します。

②採用した人材の質が期待外れのリスクがある

採用したものの、その人材が必ずしも「当たり」とは限りません。「ハズレ」だった場合は逆に企業や組織にとって、マイナスに作用することもあります。

③昇格機会を失った内部人材の士気低下を招くリスクがある

中途採用者は、下積みを経ずに横入りするようなカタチになりますので、プロパー社員にとってはおもしろくない状況を招きます。実力を伴わないにもかかわらず高待遇で迎え入れた場合に、内部人材のモチベーション低下を引き起こす恐れがあります。

今回からは「そのまんま」シリーズが3回ほど続きます。今は宮崎を起点とした空前の「そのまんま」ブームです。その流れにあやかるということで作成しました。そのまんま覚えて構いませんが、本番はそれを機械的にあてはめて解答するのではなく、「事例に当てはまるか」を必ずチェックしてください。

中途採用は、現在勤務されている方は想像がつきやすいと思います。実際に社内において、中途採用してプラスになった方、マイナスになった方を当てはめてみると覚えやすくなると思います。よかったら試してください。

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2007年9月21日 (金)

第16回 「企業価値の算定法」

第16回は、財務会計から「企業価値の算定法」です。

「shindan016.mp3」をダウンロード

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

企業価値の算定法 4つ

純資産方式、市場株価比較方式、収益還元方式、DCF法の4つ。DCF法は更に2つの方法がある。


(1) 純資産方式: 企業の現在持っている資産を、企業の価値とする方法。B/Sを使う。

評価額=純資産 = 総資産 - 総負債である。なお、総資産を簿価で計算する方法と、時価で評価する方法がある。

(2) 市場株価比較方式:株価の総額が企業価値であるとみなす方法。

評価額=発行済み株式数 x 株式の時価

(3) 収益還元方式: 現在の調子で利益が継続的に出たら将来累積でどれくらい儲かるか(資本が増えるか)を計算する方法

評価額=純利益額(1年当たり)/資本還元率=純資産額x自己資本利益率(ROE)/資本還元率

この式は、株価算定の配当割引モデル(株価=配当金D/期待収益率rE の式)と同様な考え方で求められていることに気づく。

つまり、期待収益率が資本還元率(国債の利率などが使われる収益率→国の経済成長率並)であるときに、利子の影響を考慮しつつ毎年一定の配当(この場合純利益)を受けて得られる金額の累積額を計算していることになる。

(4) DCF(=ディスカウントキャッシュフロー方式)

DCF方式による企業価値の算定法には2つのやりかたがある。

a) 収益還元方式と似ているが、純資産と負債に分けてもう少し厳密に行う方法

評価額 = 配当金D/期待収益率rE(または期待収益率-配当金成長率)+ 負債利子額I/負債利子率rD

前半は、株式価値 = 配当金/期待収益率(配当金が成長する場合は、分母には「期待収益率-配当金成長率」を使う)
後半は、負債価値 = 負債利子額/負債利子率 (その負債を持ち続けた場合の利子の累積総額)
を計算し、それらを合計する方法。

b) フリーキャッシュフロー(FCF)を使う方法

評価額 = FCF/(WACC-FCF成長率)

純利益額の替わりに、現在価値を考慮したFCFを使う方法である。
この式も、株価算定の配当割引モデル(株価=配当金/期待収益率-株価成長率の式)と同様な考え方で求められている。

WACC(加重平均資本コスト):

CFにおいて、期待収益率に当たる数値。
株式価値(E)と負債価値(D)、株主資本コスト(rE)と負債コスト(rD)を使って、
WACC=D/(D+E)×rD×(1-法人税率)+E/(D+E)×rE
(D:有利子負債総額 E:株式時価総額(または株主資本) rD:負債コスト rE:株主資本コスト)

※ 負債を活用すると、法人税の節税効果がかかるので、負債価値には(1-法人税率)がかかる。


rE(株式の期待収益率)

DCF法の2方式、いずれの方法でもrE(株式の期待収益率)が必要となる。
この値を求めるのも、方法は2通りある。

a) 配当割り引きモデルから求める方法
  rE= 配当金/株価 ← (配当金成長率が0の場合)
  rE= 配当金/株価 + 配当金成長率 ←(配当金が成長する場合)

b) CAPM(Capital Asset Pricing Model=資本資産価格形成モデル)から求める方法

rE= 無リスク利子率 +β値 x (市場ポートフォリオの期待収益率 - 無リスク利子率)
※ 無リスク利子率、β値(株式に依存する値)、市場ポートフォリオの期待収益率は与えられる

式で書くとなにやら複雑だが、「リスク値がX軸、期待収益率がY軸としてグラフを書いて市場証券線を求めて、X軸の値が、与えられたβ値のときの期待収益率が、その株式の収益率となる。

市場証券線上では、リスク値=0(切片)の時の収益率が無リスク利子率、リスク値=1の場合の収益率が市場ポートフォリオの収益率だから、それから傾きを逆算すれば、簡単に求まる。



フリーキャッシュフロー(FCF):企業が稼いだお金から活動のためのお金を差し引いて残った、自由に使えるお金。
フリーキャッシュフローの求め方も復習しておこう(2種類)

(1) キャッシュフロー計算書から求める方法
FCF=営業活動によるキャッシュフロー+投資活動によるキャッシュフロー

(2) B/S,P/Lから簡易的に求める
FCF=営業利益x(1-法人税率)+減価償却費-運転資金増加額-設備投資額
つまり、企業が稼いだお金(税引き後の営業利益に非資金費用を加えたもの)から、現金として出て行ったお金(在庫増加分と設備投資額)を差し引くという計算。

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2007年9月13日 (木)

第15回 「経営分析③」

第15回は、財務会計から「経営分析③」です。

「shindan015.mp3」をダウンロード

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

経営分析の数値カテゴリー 4つ

経営分析は本試験では収益性分析、安全性分析、回転率、生産性分析の4つに大別されます。今回の経営分析③では回転率を覚えます。これらの詳しい説明は第13回「経営分析①」のブログをご参照ください。

経営分析③ ~回転率の指標~

回転率は安全性分析の動態的分析にあたります。今まで出てきている指標と異なり、単位が%でなく回となることに気をつけて下さい。

・総資本回転率: 
売上高/総資本(回)
・有形固定資産回転率: 売上高/有形固定資産(回)
・棚卸資産回転率: 売上高/棚卸資産(回)
・売上債権回転率: 売上高/(受取手形+売掛金)(回)
・買入債務回転率: 売上高/(支払手形+買掛金)(回)

今回は、すべて太字項目となっているので、上の指標はすべて暗記必須です。
ここに出てきていない指標は本試験で出る可能性が低いので、
無理に覚える必要はありません。

経営分析の基本は「明らかに怪しいものに蜂マーク」です。
たとえば、平成16年の事例Ⅳより回転率の指標を計算すると以下
の表のようになります。

  H16 H21 変化値 変化率(%)
総資本回転率 0.92 0.81 -0.11 -12.24
有形固定資産回転率 2.98 2.51 -0.47 -15.82
棚卸資産回転率 7.95 4.43 -3.52 -44.25
売上債権回転率 1.96 1.96 0.00 0.01
買入債務回転率 6.00 6.00 0.00 -0.02

この表では蜂マークの変わりを黄色で表していますが、
黄色は変化値あるいは変化率が高いものです。

さて、この表を見てみると変化値、変化率が共に高いのが有形固定資産回転率、棚卸資産回転率で、この2つが解答になる可能性が高いです。

回転率の場合、すべて性質が違うものから一つずつ選んできているので、特に優先度を定めなくてよく、最後の最後で優先度を定めれば問題ありません。

本試験でもこのような手順
① ざっくり計算
② 怪しいのに蜂マーク
③ 最後に蜂マークから最も怪しいものを選ぶ
で行っていくと、正解にたどりつける可能性がぐっと高くなるのではないでしょうか。

今回がシリーズ最後となりましたエロアワセ歌ですが、
実は全然エロい歌ではなかったですね。
ですので、腰を振って蜂になったつもりで歌って下さいね!

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2007年9月 6日 (木)

第14回 「経営分析②」

第14回は、財務会計から「経営分析②」です。

「shindan014.mp3」をダウンロード

↑PCで聴く場合は、これをクリックすると、番組を再生します。iPod以外の携帯プレイヤーで聴く場合はマウスで右クリックして「対象をファイルに保存」を選んで、mp3形式で保存してお使いください。

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

経営分析の数値カテゴリー 4つ

経営分析は本試験では収益性分析、安全性分析、回転率、生産性分析の4つに大別されます。今回の経営分析②では安全性分析を覚えます。これらの詳しい説明は第13回「経営分析①」のブログをご参照ください。

経営分析② ~安全性分析の指標~

安全性分析は静態的分析と動態的分析に分けられ、そのうち静態的分析の短期安全性、長期安全性、資本調達構造の3つについて扱います。

<短期安全性>
・流動比率: 
流動資産/流動負債×100(%)
・当座比率: 当座資産/流動負債×100(%)
※どちらとも100%以上が望ましい。

<長期安全性>
・固定比率: 
固定資産/自己資本×100(%)
・固定長期適合率: 固定資産/(自己資本+固定負債)×100(%)
※どちらとも100%以下が望ましい

<資本調達構造>
・負債比率: 
負債/自己資本×100(%)
・自己資本比率: 自己資本/総資本×100(%)

今回は、すべて太字項目となっているので、上の指標はすべて暗記必須です。
ここに出てきていない指標は本試験で出る可能性が低いので、
無理に覚える必要はありません。

経営分析の基本は「明らかに怪しいものに蜂マーク」です。
たとえば、平成16年の事例Ⅳより安全性分析の指標を計算すると以下
の表のようになります。

  H16 H21 変化値 変化率(%)
流動比率 135.66 133.78 -1.88 -1.39
当座比率 109.42 93.86 -15.56 -14.22
固定比率 111.71 149.01 37.29 33.38
固定長期適合率 70.52 149.01 78.49 111.30
負債比率 189.37 291.39 102.02 53.87
自己資本比率 34.56 25.55 -9.01 -26.07

この表では蜂マークの変わりを黄色で表していますが、
黄色は変化値あるいは変化率が高いものです。

さて、この表を見てみると変化値、変化率が共に高いのが当座比率、長期固定比率、負債比率で、この3つが解答になる可能性が高いです。

収益性分析と異なり、安全性分析では短期、長期、資本構造と3つの全く違う性質のものに分けて考えています。

この場合、すべて性質が違うものから一つずつ選んできているので、特に優先度を定めなくてよく、最後の最後で優先度を定めれば問題ありません。

本試験でもこのような手順
① ざっくり計算
② 怪しいのに蜂マーク
③ 最後に蜂マークから最も怪しいものを選ぶ
で行っていくと、正解にたどりつける可能性がぐっと高くなるのではないでしょうか。

それではまた次回お会いしましょう。(次回もエロアワセ歌ですが、エロアワセ歌シリーズ最終回となりますので楽しみにしていてくださいね♪)

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2007年9月 2日 (日)

第13回 「経営分析①」

第13回は、財務会計から「経営分析①」です。

「shindan013.mp3」をダウンロード

↑PCで聴く場合は、これをクリックすると、番組を再生します。iPod以外の携帯プレイヤーで聴く場合はマウスで右クリックして「対象をファイルに保存」を選んで、mp3形式で保存してお使いください。

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

経営分析の数値カテゴリー 4つ

経営分析は管理会計の領域であり、法律に規定された制度会計とは異なり、
計算方法が法律により規定されていないため色々な計算方法が存在しています。

経営分析は本試験では以下の4つに大別されます。

1.収益性分析: 企業の収益獲得能力の分析である。収益獲得能力は資本(Investment)に対して、どの程度の利益(Return)を出しているかを表している。よって、収益性を総称しROI(Return On Investment)と総称することがある。

2.安全性分析: 流動性分析とも呼ばれる、企業の資本循環の安全性の分析である。静態的分析と動態的分析に分けられ、3の回転率は動態的分析の一部である。

3.回転率: 安全性分析の動態的分析の一部。資本の使用効率性を表す。

4.生産性分析: 上記1~3とは異なり生産諸要素(たとえば、設備や人)がどれだけ効率的に生産に寄与したかを分析する。

ちなみに、経営分析の一つとして成長性分析を含めることがあります。成長性分析は売上高増加率、各種利益額増加率など、前年度と比較してどの程度伸びたかということを分析します。本試験で一度も出題されたことがないのでここでは割愛しています。

経営分析① ~収益性分析の指標~

<売上高利益率>
・売上高対総利益率: 
売上総利益/売上高×100(%)
・売上高対営業利益率: 営業利益/売上高×100(%)
・売上高対経常利益率: 経常利益/売上高×100(%)
・売上高対純利益率: 当期純利益/売上高×100(%)

<資本利益率>
・総資本対事業利益率(ROA): 
事業利益/総資本×100(%)
・自己資本利益率(ROE): 当期純利益/自己資本×100(%)
・経営資本対営業利益率: 営業利益/経営資本×100(%)

経営分析はほぼ毎年二次試験で出題されます。
そこで、満点に近い点数を取りたいところです。

しかし、覚える計算式の数が多い、どれを答えて良いかわからない
との理由から苦手とされている受験生も多いようです。

上の式で太字の部分は暗記必須です。
次に重要度が高いのが細字の部分ですので、余裕があったら覚えて下さい。

また、ここに出てきていない指標は本試験で出る可能性が低いので、
無理に覚える必要はありません。

経営分析の基本は「明らかに怪しいものに蜂マーク」です。
たとえば、平成16年の事例Ⅳより収益性分析の指標を計算すると以下
の表のようになります。

  H16 H21 変化値 変化率(%)
売上高対総利益率 25.01 23.17 -1.84 -7.37
売上高対営業利益率 1.98 2.90 0.91 46.07
売上高対経常利益率 0.76 0.12 -0.64 -84.08
売上高対純利益率 0.47 0.07 -0.39 -84.48
自己資本利益率 1.24 0.23 -1.01 -81.58

この表では蜂マークの変わりを黄色で表していますが、
黄色は変化値あるいは変化率が高いものです。

また、総資本対事業利益率の計算が書かれていませんが、この設問は受取利息・
配当金の値が書いないの回答になる可能性は低いと判断し計算をしていません。

さて、この表を見てみると変化値が大きいのは売上高対総利益率。
変化率が高いのが売上高対経常利益率、売上高対純利益率。

この3つが解答になる可能性が高いです。

そしてそこから優先度をつけるとしたら、売上高対経常利益率が最も優先度が高くなります。理由としては以下二つです。

① 変化値が大きい売上高対総利益率は分母が大きいので変化率としては
かなり小さい為、解答になる可能性は少ない。

② 売上高対経常利益率と売上高対純利益率を比較すると、より変化値が多い
売上高対経常利益率の方が解答となる可能性が高い。前後を見てみると営業利益率
は増加しているのに、経常利益率は減少しているためこれも根拠となる。

本試験でもこのような手順
① ざっくり計算
② 怪しいのに蜂マーク
③ 最後に蜂マークから最も怪しいものを選ぶ
で行っていくと、正解にたどりつける可能性がぐっと高くなるのではないでしょうか。

猛暑から季節の移り変わりを迎えようとしています。
受験生の皆様、体調の管理にはくれぐれも気をつけ、二次試験万全な状態で
迎えられるよう応援しています。

それではまた次回お会いしましょう。(次回もエロアワセ歌ですので、楽しみにしていてくださいね♪)

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