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2007年7月

2007年7月28日 (土)

第8回「マズローの欲求段階説」

第8回は、企業経営理論から「マズローの欲求段階説」です。

「shindan008.mp3」をダウンロード

↑PCで聴く場合は、これをクリックすると、番組を再生します。iPod以外の携帯プレイヤーで聴く場合はマウスで右クリックして「対象をファイルに保存」を選んで、mp3形式で保存してお使いください。

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

「マズローの欲求段階説」

マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものです。これは、「自己実現理論」とも称されています。その5段階とは以下のとおりです。

①生理的欲求 食物、水などの人間の生存にかかわる本能的欲求です。

②安全の欲求: 安全ないし安定した状態を求め、危険を回避したいという欲求です。

③所属と愛の欲求:集団や社会に所属、適合し、そこで他者との愛情や友情を充足したという欲求。社会的欲求とも言います。

④尊厳の欲求:自分が他者より優れていると認識したい、または他者から尊敬されたいという欲求。自尊欲求または自我の欲求とも訳されます。

⑤自己実現の欲求:自分の能力・可能性を発揮し、創造的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求です。

マズローは低次の欲求が満たされると、段階的に上位の欲求が生まれるといったように人間は常に何かを欲求し続け、それが動機付けとなっていると主張しました。自己実現の欲求については、ある満足が得られてもさらに他の欲求が生じるとしています。高次の欲求を満たすためには、職場の人間関係を良好にするだけでなく、仕事そのものの改善が必要とされます。

また、マズローは自己実現した人の特徴として、客観的で正確な判断、自己受容と他者受容、自然な態度、自発性、自律、心理的自由などを挙げています。優秀な人ほど、欲求の段階はすぐに上がりますが、自己実現を果たし、自己超越の域に達する人は極めて少ないとされています。

いよいよ、1次試験は1週間後に迫ってきました。みなさんは「中小企業診断士」に合格し、さらなる自己実現を果たしてください!ご健闘をお祈りいたします。

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2007年7月24日 (火)

第7回 「ECRS」

第7回は、運営管理から「ECRS」です。

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

「ECRS」

改善を行う場合に基本となる4つの考え方のことで、その4つの頭文字を取って、ECRSとも呼ばれています。このE・C・R・Sの順番に検討して行きます。

①Eliminate(排除):なくせないか。工程や作業について外部に付加価値をもたらさない
活動(たとえば、検査、待ち時間、遅延など)をなくすことです。

②Combine(結合):2つの機能を一緒にできないか。一緒にすることにより、準備の時間および片付けの時間を削減することができます。

③Rearrange(交換):機械化等により、順序の変更はできないか。同じ機能をもつ別の方法に置き換えること。

④Simplify(簡素化):簡素化・単純化できないか。

これは運営管理のかなり初めの方に出てきます。知っていれば得点はとれますが、知らなくて逃してしまうのはもったいないです。是非歌にのせて覚えましょう。

今回のエロアワセはどうでしたか?歌のゴロ合わせもどんどん公開していくので楽しみにしていてくださいね。

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お詫びと訂正:第6回「知的財産権」の内容の訂正

リスナーの皆様へのお詫び:

「Owabi.mp3」をダウンロード

意匠権の存続期間は、昨年法律が改正され今年度より15年から20年に延長されております。 古い内容に基づいた情報を配信し、受験生の皆様を混乱させてしまったことをお詫び申し上げます

今後は番組の内容に関して、スタッフ一同、より一層注意を払って作成いたしますので、引き続き当番組をお楽しみいただけますよう、よろしくお願いいたします。

「秘伝!診断士暗記術」作成スタッフ一同

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2007年7月22日 (日)

第6回 「知的財産権」

第6回は、経営法務から「知的財産権」です。

<<語呂合わせの内容に誤りがあったため、一旦音声データを削除させていただきました>> 
(訂正内容: 意匠権は今年度より15年→20年に延長されています)

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

「知的財産権と産業財産権」
知的財産権の主なものとして特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権がある。

このうち産業上つまり工業的・商業的に利用できるもアイデアを保護する権利が、産業財産権とよばれ、主なものに特許権、実用新案権、意匠権、商標権の4つがある。商売のネタになるってことでしょうか。
5年くらい前までは工業所有権で呼ばれていたようです。
著作権は産業財産権ではないので、小説とか絵画とか写真のように創作性のあるものなら商売にならなくても保護されます。

「特許権と実用新案権」
産業上の発明に対して与えられる権利。特許権のほうが、実用新案のよりも高度なもの。
特許権は手続きも面倒だし取ったり維持したりするのに結構お金もかかります。
実用新案は無審査なので早いんですが、特許は審査があるので何年もかかったりします。
その代わり、特許権のほうがしっかりと保護され、保護期間も実用新案権の倍の20年です。

「先願権」
とにかく先に書類を提出した人が優先権が持つようになっているというもの。
あとからマネされても賠償請求を行えたりします。日本を含め世界の多くの国々は先願主義だが、アメリカは先発明主義で、発明時点が早いほうに優先権があります。(ただし、米国も、現在先願主義に移行を検討中。)

「職務発明」
従業員が会社の業務として行った発明。職務発明が従業員と会社のどちらに帰属するのかはポイントで、試験にも良く出ます。

基本的には、会社の業務で生まれた発明であっても、発明した従業員が特許を持つ権利があります。その代わりに、会社はそれを無償で製品化する権利を持つ。

ただしこれだと、従業員が会社を辞めたり他社にもちこんだりして同じ商品を作られてしまう恐れがあるので、会社側が就業規則などにあらかじめ盛り込んでおいて、特許を会社に帰属させたり、その会社しか製品化できないように決めてしまうのが普通です。このへんは、通常実施権とか専用実施権ということばと一緒に、正確に覚えておきましょう。

なお、会社がいろいろ決めておいた場合も、会社がそれで儲かった場合は、その従業員にそれなりの対価を払う義務が残るので、その額についてもめることがあります。(最近の青色ダイオードの訴訟では発明対価の額が問題になった。)

「意匠権と商標権」

意匠は製品や作成物そのもののデザインが対象で、商標は会社や商品のシンボルマークに対するものです。
意匠権と商標権は、類似物も駄目といっているのが特許や実用新案と違う点です。

また、意匠権には組物意匠制度/関連意匠制度/部分意匠制度/秘密意匠制度が、商標権には防護標章登録制度/団体商標登録制度/地域団体商標登録制度などのバリエーションがあるので、これらも覚えておきましょう。

特に、本年度から新たに「中小企業地域資源活用プログラム」が実施されることになったため、これに関連する「地域団体商標登録制度」は要チェックです。

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2007年7月13日 (金)

第4回 「ネットワーク7階層」

第4回は、経営情報システムから、ネットワークOSI基本参照モデル 7階層です。

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

「OSI基本参照モデル」

ISO(国際標準化機構)が定めたネットワーク・プロトコルの構造の概念でOpen System Interconnectionの略。

「インターネット」

インターネットというと世界中のケーブルの物理的なネットワークのような感じがするが、正確には、「インターネットプロトコル」という業界標準の決まりに従って接続されたネットワーク(コンピュータ)の集合体であり、概念的なもの。物理的には、光ファイバーあり、電話線あり、電力線ありと、長さも素材も形も異なるケーブルが何らかの形で接続されているもので、所有者も複数の通信業者にまたがるものである。(逆にいうといんたーねっとという共通ルールで複数の通信事業者やコンピュータの所有者が任意に接続して、自然にできた地球規模のネットワークがインターネット。なので、インターネットの所有者や管理者というのはいない。しかし後述のグローバルIPアドレスについては、m誰かが一元管理する必要があるので、ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)という非営利組織が取りまとめている。

「LAN」

ローカルエリアネットワークの略で、コンピュータを部分的につないだもの。無線と有線(ケーブル)がある。オフィス内のネットワークや家の中のネットワークなど。インターネットからは外れた世界なので、独自ルールで機器が接続できる(例えばIPアドレスを勝手に振る、など)。LANからインターネットの世界に出るには接続のルールが異なるので、ルータを通して信号を変換してやる必要がある。ちなみにLANとLANを接続するのがWAN(ワイドエリアネットワーク)。

「専用線とVPNとインターネットVPN」

企業などで、データを転送するのに通信業者に専用の線を確保するのが専用線で、伝送量や安全性が保証される。

VPN(バーチャルプライベートネットワーク)は、物理的には公衆回線(電話線)などを使うが、暗号化により安全性を高めて、論理的に専用線のように使えるようにする技術。

インターネットVPNは、この公衆回線の上でインターネットを経由してネットワーク接続するもの。間がインターネットなので安いのが特徴だが、インターネットなので信頼性は保証されない。携帯電話や自宅などから企業のLANに接続する仕掛けなどは、この方法が多い。安いので中小企業がLAN同士を結んだりモバイルからLANに接続したりするのにはお勧め。

「7階層」

上記モデル構造は7階層から規定されている。基本的なものから順に下から第1層~第7層となっている。下のレベルのプロトコル(通信手続き)から順に合致しないと、ネットワークがつながらず通信ができない。重要なのは第3層のIPと第4層のTCP。

1.物理層:コネクタやピンの形状、ケーブルの特性などを規定。当然ながらこれが異なると「物理的に」つながらない。

2.データリンク層:つながったケーブル同士の信号(データ)の受け渡しやエラー検出。

3.ネットワーク層:代表的プロトコルがIP(Internet Protocol)。データの送り先と伝送経路選択の決まり。例えばインターネット上での住所に当たるIPアドレスは、XXX.XXX.XXX.XXXの32ビット(4バイト)で表現される。

4.トランスポート層:代表的プロトコルがTCP(Transmission Control Protocol)。データが届いたかどうかを確認・管理する。伝送中に問題やエラーがあれば再送などを行う。ポート番号を使ってアプリケーションを識別して、コンピュータ上のどのアプリが通信相手なのかを特定する。第3層と第4層をまとめてTCP/IPとよび、これがインターネットで使われているプロトコルである。

5.セッション層: 通信プログラム同士に「セッションを張って」、ある処理を行うために一連のデータ伝送をまとまりとして扱って、論理的・仮想的にプログラム同士が接続された状態を作り出す。

6.プレゼンテーション層 :データの表現を扱う。データをユーザにわかりやすい形式に変換したり、逆にアプリケーションからのデータを通信に適した形式に変換する。

7.アプリケーション層: データ転送を利用したアプリケーションプログラムを提供する。

「リピータ」

ケーブルの電気信号は距離が伸びると減衰するが、これを途中で再生強化して伝送距離を伸ばす機器。つまり物理的にネットワークを延長・接続する(第1層レベル)。

「ブリッジ」

トークンリングとイーサネットなど、そもそもデータの伝送形式が異なるネットワークを接続する。データを変換して第2層レベルでネットワークを接続する。

「ルータ」

LAN、WAN、インターネットなど、異なるネットワークを接続する。ルータ(経路)という名前どおり、受け取ったデータをどちらに流すかを判断する、つまりIP=第3層レベルでネットワークを接続する。また、不正なパケット(データのかたまり)を遮断する機能もある。

「ゲートウエイ」

ホストコンピュータとLANなど、7階層全てが異なるネットワークを接続する機器。

「MacアドレスとIPアドレスとポート番号」

Macアドレスはネットワークの接続機器に与えられたユニーク(世界で唯一)の識別番号。コンピュータのLANの口や、LANカードなど一つ一つに与えられているので、一つのPCが複数のMacアドレスを持つこともある。

IPアドレスはコンピュータに与えられる識別番号で、インターネットに接続するPCは世界で唯一のものと識別できなければならないので、グローバルIPアドレスというユニークな番号を持つ。

MacアドレスとIPアドレスで相手先コンピュータのデータ伝送先が特定できても、複数のプログラムがそのコンピュータで動作している場合、どのプログラムと通信するかがわからないと通信できない。そこでプログラムごとにポート番号という識別番号を与える。

つまりインターネット上の通信(TCP/IPによる)は、上の3つの識別子の組み合わせで行われるということである。Macアドレスは第2層以下、IPアドレスは第3層、ポート番号は第4層にあたる。

次回は7月17日に更新予定です。お楽しみに。

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2007年7月10日 (火)

第3回 「景気動向指数② 一致系列」

第3回は、経済学・経済施策から「景気動向指数② 一致系列です」

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

「景気動向指数」

景気の現状把握、および将来予測のために作成された総合的な景気指標。

「一致系列」

実際の景気の動きと一致した指標であり、景気の山と谷を判断するために用いられます。11の指標で構成されています。

①所定外労働時間指数(製造業):製造業における早出、残業、臨時の呼び出し、休日出勤等の実労働時間数のこと。景気が好転し、企業の業務量が増大した場合、所定外労働時間の増加による対応が考えられ、景気にほぼ一致して動きます。

②大口電力使用量:大規模な工場を中心とした産業用の大口電力の使用量。景気が拡大していく場面で、工場の稼働時間が増加し、労働者の残業が増え、その結果として使用する電力量が増加します。ただし、夏場などの季節調整がされていないこと、製造業の一部で行われている自家発電が含まれないことなど問題点があります。

③稼働率指数(製造業):製造業における生産能力と実際の設備稼働率とを比較した操業度です。景気の拡大局面では、出荷を延ばすために工場の操業時間は当然増えるため、稼働率は上昇します。さらに間に合わない場合は、新たに設備投資が必要となります。

④営業利益(全産業):全産業における企業の利益の合計額。

⑤有効求人倍率(除学卒):<有効求人数/有効求職者数>で求めます。有効求人数とは、「前月から繰越された有効求人数」と当月の「新規求人数」の合計です。有効求職者数とは、「前月繰越分の有効求職者数」と当月の「新規求職申込件数」の合計数です。労働市場の需給関係を表す指標です。有効求人倍率が高い場合は、景気が拡大しており、雇用情勢が良好であることを表しています。ただし、大学新卒者は対象外です。

⑥投資財出荷指数(除輸送機械):輸送機械を除いた投資財の出荷状況を表す指標。投資財とは、資本財(家計以外で購入される製品で,原則として想定耐用年数が1年以上で比較的購入単価の高いもの)と建設財(建築工事用の資材及び衛生用陶磁器等の建築物に付随する内装品及び土木工事の資材)の合計です。

⑦中小企業売上高(製造業):製造業を営む中小企業の売上高。

⑧生産指数(鉱工業):鉱工業生産活動の全体的な水準の推移を示す指標。

⑨鉱工業生産財出荷指数:鉱工業の生産工程に,原材料,燃料,部品,容器,消耗品,工具等として再投入される製品の出荷状況を表す指標。調査結果の発表に1ヶ月強の時間がかかりますが、毎月公表されるという速報性・利便性に優れ、四半期ごとに発表されるGDPのすき間を埋めることができるためエコノミストに広く利用されています。各製造業が生産を増加させるのは、景気拡大局面であり、出荷・販売が好調となるためです。逆に、生産を落とすのは出荷・販売が伸びないと判断するためです。このように鉱工業生産指数は景気の現状・景気循環をストレートに反映します。

⑩商業販売額(小売業):小売業における販売額の合計。

⑪商業販売額(卸売業):卸売業における販売額の合計。

その他「景気動向指数」に関連する語句の解説です。

「DIとCI」

DI(ディフュージョンインデックス):景気が拡大しているか、後退しているかなどの景気の局面を判断するための指標。矢印の向き(↑or↓)を表す指標と考えるといいでしょう。

CI(コンポジットインデックス):景気の量感を測るための指標。矢印の太さ(↑or)を示す指標とイメージしましょう。

次回予告(7月13日更新予定) 寝デブ登場!「ネットワーク参照モデル」です。ご期待ください。

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2007年7月 6日 (金)

第2回 「景気動向指数① 遅行系列」

第2回は、経済学・経済施策から「景気動向指数① 遅行系列です」

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ポッドキャストで触れなかった点をさらに詳しく解説していきます。

「景気動向指数」

景気の現状把握、および将来予測のために作成された総合的な景気指標。

「遅行系列」

実際の景気動向より遅れて動く景気指標の総称。6つの指標で構成されています。

①常用雇用指数(製造業) 事業所(製造業)で雇われている人の数(パートタイム労働者含む)を基準年で指数化したもの。常用とは、「期間を特に定めないか、1カ月を超える期間を定めて雇われている」、または「日々または1カ月以内の期間を限って雇われ前2カ月に それぞれ18日以上雇われた」ことを指します。

②完全失業率:(完全失業者÷労働力人口)×100

完全失業者→仕事がなく調査週間中に少しも仕事をしなかった者のうち、就業が可能で、これを希望し、かつ仕事を探していた者および仕事があればすぐ就ける状態で調査期間中に、仕事を探す活動や事業を始める準備をしていた者(過去に行った求職活動の結果を待っている者も含みます)。

労働力人口→就業者+完全失業者

③実質法人企業設備投資(全産業):各企業(全産業)が行った設備投資の合計額。

④法人税収入:各企業が支払った法人税の合計額。

⑤家計消費支出(全国勤労者世帯、名目):家計が日常の生活を営むうえで購入する各種商品やサービスの支出額。家計の景気変動に対する実感を表す指標。

⑥第3次産業活動指数(対事業所サービス業):国内における企業向けサービス業の活動を指数化し、全産業としての動向を把握するための指標。

ポイントとしては、企業が儲かってからのことを考えるとイメージしやすくなります。

企業が利益を上げる、つまり儲かったので…

 ①人を雇った(常用雇用指数)→②につづく

 ②失業者が減った(完全失業率)

 ③設備投資にお金をつぎ込んだ(実質法人企業設備投資)

 ④法人税を多く納めた(法人税収入)

 ⑤社員の給料を上げ、社員は給料で物を買った(家計消費支出)

 ⑥企業にとって、有益なサービスの享受を受けた(第3次産業活動指数)

最後の第3次産業活動指数については、第1次、第2次よりも最終需要に近い企業の部門の指標が上げられていることから、遅行系列であると覚えるのもおすすめです。

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2007年7月 1日 (日)

第1回「QC7つ道具」

第1回の今回は、運営管理から「QC7つ道具」の出題です。

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↑PCで聴く場合は、これをクリックすると、番組を再生します。iPod以外の携帯プレイヤーで聴く場合はマウスで右クリックして「対象をファイルに保存」を選んで、mp3形式で保存してお使いください。

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以下はPodcastで説明しきれなかった語句の解説です。

「QC7つ道具」
QCでよく使われる数値データの分析の道具です。以下の7つがあります。

Photo_10  ・パレート図:棒グラフに折れ線グラフが重なった形のグラフで、最初の2割の項目で80%に達することが多いので、いわゆる2-8の法則を説明するのに使われます。ABC分析にもよく使われます。

Photo_8 ・ヒストグラム:単なる棒グラフに見えますが、縦軸が度数分布になるので、横軸の数値の上ではなく、数値の間に棒がかかれるのが特徴です。

Photo_11 ・管理図:縦軸上下にある測定値、横軸に時間などの進捗を取って、プロセスが問題なく運用されているかを管理するための図です。横軸の上下に並行に管理限界線を引いて、それからはみ出ないように制御したり妙な周期性が発生しないかを見たりします。

Photo_12 ・散布図:データを2つの切り口からグラフ上にプロットしたもので、2種類のデータの相関関係を見るものです。

Photo_13 ・特性要因図:フィッシュボーンとも言われます。ある現象の原因を魚の骨の形に整理してわかりやすくしたものです。

・チェックシート:「単なる?」チェックシートです。「7つ道具」が語感が良いので数合わせのために入れたような・・・。

・層別:いろいろなパラメータで区別してデータを取ったり、取れたデータを多様な切り口で分類してみて、原因究明や改善に結びつきそうな切り口を探したり、品質管理を容易にすものです。グラフ類を作るときに適切な軸を選択するための事前作業というところでしょうか。
 ※ 層別の代わりに「グラフ」を入れる場合もあるようです

また、「QC」に関連する語句も、以下に解説します。

「QC」
Quality Controlつまり品質管理のことで、JISでは、「買い手の要求に合った品質の製品・サービスを作り出すための手段」と定義されています。ちょっと分かりいにくいですね。具体的には、不良率など、達成したい品質レベルを明確に定義して、それを達成するための改善手法を、経験や勘ではなく事実や観察に基づいて選択して、計画・実行・統制して継続的に改善してゆくものです。おもしろいのは、単なる管理手法としてではなく、現場の一体感醸成や活性化、あるいはPlan-do-seeの教育の手段として活用されたところです。私の会社でも、職場ごとに「QCサークル」というのが作られ、就業時間外にディスカッションや発表資料作りに駆り出されたのを思い出します・・・。
もともと、QCは海外生まれのコンセプトでしたが、品質の管理というのが日本人の几帳面さに合うらしく、本家より盛んになったようです。(ISOやZDなどもそうですが)

「TQM」
Total Quality Managementのことで、全社的な視点から品質を管理して、全社的にQCに取り組みましょうというものです。QCサークルのような小集団活動だけだと部分最適に陥ってしまうので、全体最適でやらないといけませんよ、という考え方です。

「ISO9000とQCの比較」
QCもISO9000も品質管理の手法ですが、考え方が異なります。ISOは国際標準化機構で、もともとJISのような工業的規格だったのですが、物の品質を規定するだけでは飽き足らなくなり、業務の品質を規定し始めたのがISO9000をはじめとするマネージメントシステムです。ISO9000や14000などは、業務プロセスの管理体制の実行レベルの品質を管理するものです。つまり、ISO9000を取っている工場は、品質向上のためのPlan-do-seeをきちんとやっていますよ、ということが保証されているということです。逆に言うと、ISO9000を取っているからといって、その会社の不良率を下げる能力自体が保証されているわけではないので、実際に不良品が少ないかは別問題だというところが、判り難いところです。
ちなみに、先のQCとISO9000を比較して、「QCがボトムアップの品質管理活動であるのに対して、ISO9000はトップダウンの品質管理活動です。」って良く説明されます。

「新QC7つ道具」
新QCのほうは、QCの考え方が、生産現場だけでなく営業・研究開発・サービスなどに広がって全社的なTQCになってゆくなかで、定量的なものだけでなく定性的なデータを分析する必要が出てきたので、そのための代表的なツールを集めたものです。親和図法、連関図法、系統図法、マトリックス図法、マトリックス・データ解析法、アロー・ダイヤグラム法、PDPC法の7つです。こちらも機会があれば、語呂合わせで詳しく解説したいと思います。

では、また次回もお楽しみに。

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「秘伝!診断士暗記術」7月1日スタート!

ついに満を持して、7月1日にスタート!

「shindan000.mp3」をダウンロード

現役診断士による初のポッドキャスティング番組

秘伝!診断士暗記術

中小企業診断士試験合格を目指す受験生のみなさまに

現役診断士が受験生時代に生み出したゴロ合わせなどの

「秘伝の暗記術」 を惜しみなく大公開します!

着実に学習なさっている方はもちろんのこと、試験前の追い込みを

かける方や試験直前に楽して得点UPを狙う方は必聴です!

このブログでは、ポッドキャスティング番組

「秘伝!診断士暗記術」 の内容をさらに詳しく解説していきます。

まずはポッドキャスティングを聴いた上で、当ブログで

さらに知識を固めてください。

記念すべき第1回目は

運営管理より 「QC7つ道具」 の覚え方です(予定)。

それでは、乞うご期待!

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